「子供を放射能汚染から守り抜く方法」
こういう本が出版される。
初版発売前に予約殺到、重版確定は珍しいそうだ。
尾木ママも、人にどう思われようとも、
自分の子を守りたかったらやり抜くべき(意訳)と、
推薦文を書いている。
拙ブログの放射能汚染食品の記事の時に、
「内部被ばくなんか無い」と言い切ったコメントくださった、
ふくしまけんみんさん、大丈夫かなぁ。
言い切っちゃったら危ないと思うんだけど。
もうこゆきまるんちなんか見てないか…。
子供だけじゃなく、これから家庭を持って子供も望んでいる人には、
気をつけて欲しい、汚染食品。
だから稀勢の里にも口から入るものには気をつけてねという意味で、
ブログ記事にしたんだけど、その時は物凄く怒っていらしたっけ。
無かったことには出来ないんだが、灯台下暗しで、
フクイチ近辺の人は気にしたらやっちゃいられないから、
気にしないことが日常になってしまっているのかもしれないな。
稀勢の里だけじゃなく、アスリートの皆さんにも、
小さな子供同様、気をつけて欲しいと切に願います。
放射能汚染、自分の身は自分で守る
書籍紹介 福島第一原発の事故以来、ここにきてようやく放射性物質による健康被害に関心が集まっていますが、最もこの話題に敏感なのは、やはり子を持つ親でしょう。原発から距離があっても高い放射線量が計測されているいっぽうで、児童の被曝量限度は年間20ミリシーベルトに引き上げられたままなど、国の場当たり的な対応に多くの批判がよせられています。このままでは、親は安心して子供を外で遊ばせ、学校に通わせることができません。
親としては、こういう時こそ学校や教育委員会にリーダーシップをとってもらい、子どもたちを放射線の被ばくから守ってもらいたい気持ちでしょうが、ほとんどの場合その対応はあまりにもお役所的なものなのだそうです。
『子どもを放射能汚染から守りぬく方法』(主婦と生活社/刊)には、「ホンマでっか!?TV」などで人気のお二人、本書の著者で原発事故や被ばくに関する発言が大変注目されている武田邦彦氏と、教育評論家の尾木直樹氏の対談が掲載されており、放射性物質対策において画一的な対応しかできていない学校や教育委員会に鋭く切り込んでいます。
武田氏は“学校は、組まれている行事などを機械的にこなしていく”として、放射線量が高いのにもかかわらず、予定通り4月に始業するなどの対応を批判。また、地産地消の名のもと、放射性物質が含まれていることを否定できない食材を学校給食に使用していることも問題視しています。これに対し、尾木氏も「命の問題なのだから、子どもを守るためにモンスターと言われてもゆずれない」として、親同士が手をつないで行動していくことの大切さを訴えています。
国も自治体も学校も頼りにならない状況で、親はいかにして子どもを放射性物質から守ればいいのでしょうか。
本書はこの問いに焦点を当てて、放射性物質に対する正しい知識と、放射線感度の高い子供に向けた放射性物質対策を解説しています。
また、食べても安全な食品産地の見分け方や、自宅でもできる放射性物質除去の方法にも触れ、実生活にすぐに役立てることができます。
子供の健康を守るために、親は「自分で自分と家族の身を守るという」実感を持つことが求められているということです。
自治体や教育委員会に臨機応変な対応を求めていきながらも、まずは子どもを守るために効果的な放射性物質対策をしていく必要があるのです。
著者プロフィール
武田 邦彦 (たけだ くにひこ)
1943年東京生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒。工学博士。
卒業後、旭化成工業入社。同社ウラン濃縮研究所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て2007年より中部大学教授。内閣府原子力安全委員会専門委員などを務めた。
世界で初めて化学法のウラン濃縮に成功し、日本原子力学会から最高の賞(平和利用特賞)を受賞、放射線関係では第一種放射線取扱主任者など広い分野の原子力実績をもつ。
2000年に『「リサイクル」してはいけない』(青春出版社)を出版、ペットボトルのリサイクルがかえって環境を悪くすることを指摘し、大きな話題になる。その後出版された『環境問題はなぜウソがまかり通るのか』(洋泉社)、『偽善エコロジー』(幻冬舎)が立て続けにベストセラーになる。
原発問題では、早くから日本の原発の耐震性が低いことを指摘し、原発は地震で倒れると主張。東日本大震災後のブログでは、被ばくから子どもを守るための政府、マスコミ、自治体などへの提言が、多くの共感を呼んでいる。

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