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心の栄養

最近の読書はもっぱら入浴中に。
半身浴しながら読んでいる。
時々居眠りして水没させちゃうので、
ハードカバーの物、文庫本でも大事なのはNG。

もっぱら出版社から出されている新刊本の紹介などの、
小型で軽いものや、
ビッグコミック(我が家で唯一のコミック本)など。

新潮社の「波」や、講談社の「本」は毎月送られてきて、
楽しみに読んでいる。

「本」の12月号に石見神楽の話が掲載されていた。
限界集落も多い、人口減少の島根県内で、
神楽の団体参加者は年々増えており、
日常の中に神楽があり、
学校の体育館などで上演されると、
スマホを見ていた中高生も顔を上げ集中して見るし、
小さい子供たちはすぐにマネを始めるほど魅力的なものらしい。

羨ましい。
身近に伝統芸能を肌で感じられる機会があり、
参加することも出来るなんて。

かつては農村歌舞伎なども全国で盛んに行われていたのだが、
最近は地域のお祭りや行事でさえ廃れ始めている。
そもそも地域の行事になんか参加しないよって家庭も世代も多くなってきているしね。

日本は文化芸術を疎かにしていると思う。
文科省も大学の文系に冷たいし、
全国に一通り建ったホールが経年の傷みでクローズしても、
変わるものが建たない。
都内のコンサートホールはどんどん減ってきている。

そんなこんなで、心の栄養が足りていない人が多いと思う。
自ら不足に気づいてw補給すればいいけど、
もともと興味関心の無い人はどんどんそういうものから疎遠になって、
ココロの栄養不足から、ゆとりのない日々を過ごし、
知能は高くてもしちゃいけないことを平気でしたり、
情緒の育っていない人が多くなったりしてきていると、最近痛感する。

石見神楽、いつか生で拝見したいものである。

伝統芸能 石見神楽




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