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加害者の人生と被害者遺族の人生

件名が重いです。

神戸の悲惨な殺人事件のその後。

加害者はすでに社会に復帰している。
社会生活の中でルールを守って生活して行く権利はある。
だけど。。。
事件を本にして出版するのはどうなのだろう???
被害者遺族も納得の上なら良いのだが、
そうでないとしたら、被害者遺族の意思を最優先させるべきではないか。
本が売れれば印税も入る。
悲惨な事故を起こしながら、それをネタに本にして印税まで得ようと言うのは、
虫が良過ぎる。
普通の生活を送る権利は保障されても、
特別なことはしてはいけないと思う。

読売新聞記事 ↓↓↓

いたたまれない…遺族、加害者の手記回収求める
1997年に神戸市須磨区で起きた連続児童殺傷事件で、当時14歳だった加害男性(32)が出版した手記について、事件で次男(当時11歳)を亡くした土師はせ守さん(59)が12日夕、出版元の太田出版(東京)に本の回収を求める申し入れ書を送った。

 土師さんの代理人が13日、明らかにした。

 申し入れ書によると、事件から18年が過ぎ、土師さんら遺族は平穏な生活を取り戻しつつあったが、わが子への残忍な行為が手記によって社会に知られたことで、「多大な衝撃を受け、いたたまれない気持ち。(男性に対する)もういいのではないかという思いは完全に踏みにじられた」と同社を非難。遺族の承諾を得ないままの出版についても、「極めて特異な事件で、公益的観点から必要性も認められず、遺族の人格権を侵害している」と抗議している。

 同社は「申し入れ書がまだ手元に届いていないので、コメントは差し控えたい」としている。



出版社も、被害者遺族の気持ちを出来る限り酌んでであげて欲しいと思う。


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コメント

刑務所や少年院で刑期を終える事で全てがリセットされるという事はありませんからね。被害者遺族の苦しみや人生は続いていきますので当然配慮すべきだと思います。

普通の生活を送る権利は保障されても、
特別なことはしてはいけないと思う。

↑こゆきまるさんのこの意見に完全に同調です!

どこの出版社だろう?

この加害者が本を出したいと言ってきたとしても、出版社が拒否していたら実現されなかったでしょう。
本が売れればよいという考えだけだったのでしょうか?


今後は、他の作者でも、そこの出版社から出ている本を私は買いたくないと思います。


加害者の親は、息子の行為をどう考えているのだろう?
本を出す事を知っていたのだろうか?
知っていたなら、辞めさせようとしなかったのか?

知らなかったのなら、すぐに出版停止にしようと行動しないのか?
そういう事を思いました。

ラムダデルタ様

アメリカではこうした自身が起こした犯罪などを出版して得た印税は、
得られない、という法律があるのだそうです。

日本にはないのだそうで。
ザルですね。。。

もっとひっそりと一生かけて地道に償うという姿勢がないと。
第一、被害者の名前はせいせいと書いているくせに、
自分の名前は明かしていないと言うのもどうかと思いますね。

タンポポ様

都内の太田出版と言うところらしいです。

印税が入るのもどうかと思います。

TVでも言っていましたが、
少年Aに関わる大人たち、家族、保護司、勤め先の人達など、
止められる人がたったの一人もいなかったというのが残念ですね。

書かないと気が狂いそうだったとか言ってるようですが、
自分勝手な言いぐさです。
それは被害者遺族の台詞だろうと思いますね。

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