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いつか孫が問うだろう-朝日新聞記事より

朝日新聞夕刊の「ニッポン 人・脈・記」
石をうがつ5 ~いつか孫が問うだろう~ より

原発はいつの日か
必ず人間に牙をむく
この猛獣を曇りない視線で看視するのが私たちだ
この怪物を絶えず否定するところに
私たちの存在理由がある
私たちがそれを怠れば
いつか孫たちが問うだろう
「あなたたちの世代は何をしたのですか」と



この詩は、原発の反対運動に携わり、
1987年に54歳で亡くなった、教師・吉田信(よしだまこと)氏の残した詩だ…
と紙面で紹介されていた。

言葉を選び、少ない言葉で真理をついている。
原発の反対運動に関わらなかった人も、
原発立地からは遠く離れている人も、
薄々は安全性や制御できない事故が起こりうることを知っていたのかもしれないが、
皆、見て見ない振り、気づかない振りをしてきたように思う。
高度成長期に育ち、真面目に働けばそこそこの夢が叶ういい時期を過ごしてきた、
こゆきまるの世代は、この詩の中の
「曇りない視線で看視」することをしてこなかったのだと思う。

今の社会が、とても刹那的で、今さえ乗り切ればいいみたいな風潮でいいのか???
米百俵の精神じゃないが、すぐに結果が出なくても遠い将来のために力を尽くす、
そんな社会になっていかないものだろうか。。。

同じ記事の中に、国の原発政策に疑問を持ち、批判をして冷遇された研究者、
早川篤雄氏(事故当時福島県楢葉町在住)のことも載っている。

読みでのある回だった。


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